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大動脈解離のお話

いつまでも暑い日が続いて、ここの所極端に、寒い日がやってきたりした為か、大動脈解離で運ばれている人が、いつもの倍位になっているみたいと、病院関係の人から聞きました。

寒くなると血管が収縮して血圧が上がりやすいのですね。

大動脈解離、またの名を解離性大動脈瘤といいます。あの石原裕次郎さんや、加藤茶さんがなられた病気です。

同じ名前ですが、マルファン症候群の人がなるのとは少し違います。

何が違うかと言うと、破けてしまう、あるいは裂けてしまう血管の、部分というか、場所が違うのです。

人間の血管というのは良くできていて、バームクーヘンのような感じで、外膜、中膜、内膜の三つの層から出来ています。

普通は、一番内側の内膜が破けても中膜でカバーし、さらに中膜が破けても外膜で守り、という風にすぐに破けて大切な血液が大量に飛び出ないようになっています。

毎日大量の血液が流れてストレスを受けやすい内膜は、年とともに老化して破れやすくなってきますが、破れても中膜で持ちこたえているので、すぐには極端な変化はなく、いわゆる瘤、こぶとなって留まっています。

瘤がどんどん大きくなると、中膜も持ちこたえられなくなり、破裂してしまうと命に関わってきますので緊急手術となるのです。

しかし、マルファン症候群の人の場合、生まれながらにして、遺伝子の関係で真ん中の中膜が大変脆く、破けやすいのです。

老化も不摂生も関係なく、若くして破けてしまうことが多いのです。

内膜が破けても中膜が、という段階的な守りができないので、突然死する場合が多いのです。

とにかく血圧を下げて解離のリスクを減らし、計画手術をしていくことが一番の対処法です。

破れてしまってからでは手術も難しいといわれています。定期的な観察と破れそうになった血管をいち早く見つけ出し、次々と人工血管に置換していく。これが生き永らえていく手段になります。

次々と、って、そんなに簡単なものではないんですが、日々の医療の進歩を信じて諦めずに頑張って生きたいですね。

そして20代、30代の若い人達の突然死をなんとか無くしたいモノです。

その為にも、一日も早く難病に指定されて、マルファン症候群の研究がどんどん進み、不治の病ではなくなる日が来ることを、切に、切に願います。

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