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バチスタとは

ドラマ、『チーム・バチスタの栄光』 どうでしたか?

医療ドラマの、ミステリーもののようですね。

さて、バチスタって何ですか?

と、聞かれましたので、検索が苦手な人や、携帯で検索が面倒な人のために、簡単に書きます。

バチスタとは、拡張型心筋症の手術法で、考案者ランダス・バチスタの名前に由来します。

正式名は、『左室縮小形成手術』といい、肥大した心臓の、左心房の3分の1を切り取り、形を整える治療法です。

大きく伸びた心臓を、コンパクトにして、心臓のポンプ機能を上げようということです。

簡単にいいましたが、これがなかなか難しい手術のようですよ。

そりゃあ、心臓を切って縫ってって、考えただけでもすごい震えます。

拡張型心筋症とは、心筋の細胞が変化し、心臓が薄く伸びてしまい、心臓のポンプ機能が低下してしまう疾患で、唯一の根本治療は心臓移植しかありません。

しかし、今の日本の現状では、脳死問題もあり、なかなか心臓移植も難しいのです。

莫大な費用と、順番待ち・・・。

その間に消えてしまう命も、少なくありません。

そこでこのバチスタ手術が生み出されました。

バチスタ手術は、かなりの技術を要する難しい手術のようで、症例もまだまだ少なく、今、現在進行形で研究が進められているといった実情です。

バチスタを改良した術式も、現在研究中のようですので、これからの医療向上を見守りたいと思います。

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コメント

 そのドラマ観ましたよ。

ショウノジさん

観ましたか?
私は最近、半分意識が飛んじゃうんです
朝、5時起きなもんで、夜9時10時頃、一旦睡魔に襲われ、気を失ってしまうんです。
ドラマは最近、最後まで観た記憶がない・・・。
ちゃんとベッドの入るのは12時過ぎなんですけど・・・

「バチスタとは」のページを拝見しました。
私は心臓外科医でバチスタ手術の改良に苦心して来た者です。マルファン症候群の患者さんを何名か、家族ぐるみで診させて戴いており、たまたま心臓以外の情報をとネットを調べていたら貴ブログを見つけました。バチスタ手術について、きちんと勉強し記載しておられることに感心いたしました。この手術はさらに改良することはありますが、ほとんどの患者さんが手術前より元気に退院されるところまで来ています。マルファン症候群は(眼科や整形外科関係は別として)心臓よりは血管の病気が多いのですが、いずれ克服・予防できる病気になると思います。しかし現時点でも健診と早期治療で元気に長生きできるようになりつつあります。何事もネバーギブアップですね。

米田正始先生

はじめまして、
現役の有名な心臓外科の先生に、私ごときのつたないブログを、お目に留めていただき、なおかつコメントまで戴くなんて、ただただ恐縮です
本当にありがとうございます。
外科の手術をされるだけでなく、手術そのものにも改良、改善を求める為に日々努力されている。
それに加えて空いた時間に、常に患者のことを考え、患者の為のあらゆる情報を得ようとして下さる姿勢に、心から敬意を表します。
ネバーギブアップですね。先生のお言葉は、マルファン症候群の人達にとって、本当に心強く大きな希望となります。
本当にありがとうございました。
リンクを貼らせて戴きます。
これからもよろしくお願い致しますm(__)m

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